“うつ” について改めて考える(1/2)
みなさま、いつもありがとうございます。
今月、長年私たちに感動を与えてくださった芸能人の悲報が相次ぎました。
結局のところ、本意はその方しか分からないので
私自身その方について述べることは差し控えますが
『自死』の原因のひとつに『うつ』がクローズアップされることもあり
私なりに改めて “うつ” について、心理職としての立場から、また
“うつ” 経験者としての立場からまとめてみました。
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・『うつ』は『脳の蓄積疲労』
・『うつ病』は『脳の病気』
・『うつ症状』が病気か否かは、専門病院や大学病院などでちゃんとした精密検査をうける必要がある。
・ 病的症状がみられないのであれば、それは単なる『うつ状態』に過ぎない
(なので、「眠れないから」といって安直に薬をもらわない(「抗うつ薬は麻薬」と思っておいた方がいい))
・『うつ状態』になるのは、人として自然で当たり前の現象
(天気が雨というのと同じ。なのでむやみに否定したりしない)
・『うつ状態』の自覚があればまだ救いようがあるが、病的レベルに陥るときは自覚がないまま陥る
(まともに食べることすらできなくなり、痩せていく方が多いようです)
・『うつ状態』で気分がすぐれないのであれば、頼りになる人、“うつ” に関する知見のある人、カウンセラーやセラピストなどに話を聴いてもらう
(大事なのは、自分の苦しみ・つらさなどを誰かに分かってもらうこと)
・『うつ』にならないために、生き物としての “ちゃんとした” 生活を送っているか、生活習慣を見直す/改める
(ex 太陽のリズムにあった生活 / 自然に近い状態の食べ物を摂取する / 一定量の睡眠時間 etc… )
・『うつ』にならないために、常に身体の状態を観察する
(ex 肩や首の凝り、おなか(腸)の張り具合、お通じ、手足の冷え etc… )
・『うつ』にならないために、外部からの刺激に対して湧き出てきた思考や感情をちゃんと外に出す
・『うつ』にならないために、後々反省や後悔することがないよう、1日1日を “全う” していく
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とりあえずそんなところでしょうか・・・
(「とりあえず」どころじゃないくらい多かったですね・・・)
また思いつくたびに追加していきたいと思います。