私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯1〕
みなさま、いつもありがとうございます。
先日お送りしたテーマ『「 ”うつ” を ”やめる” 」誓いを立てるには』において(下記)
苦しい “うつ” から脱出するために、まず心のつらさ・苦しみなどを理解してもらったのち
いままで自分を苦しめてきた生活環境・人間関係等を丁寧に見直す必要があると書きましたが
それ以外に、日常生活の中でどのようにすれば “うつ” を “やめられる” のか
私なりの経験と心理職としての知識をもとに書いていきたいと思います。
(以降、不定期で、思いつくたびに書いていきます)
〔1〕自然のリズムに沿った、規則正しい生活を送るようにする
初っ端から「それができたら苦労しない」と言われそうですが・・・
とはいえ “うつ” をやめるためには
“本気になって” これを実行する必要があると思います。
というのは、過去に “うつ” を経験した私自身の気づきでもあるのですが
”うつ” というのは、いわゆる『生活習慣病』の予備軍に近いようなもの であるということ。
仕事や家庭のこと、それに基づく人間関係を優先することによって
基本的な生活さえおろそかにしているところはないでしょうか?
(自分のココロとカラダをないがしろにしているというか)
いくつかの例を挙げてみると・・・
〔寝る時間〕
息抜きする時間をつくりたいということで、夜遅くやっているバラエティー番組を観たり
スマホやネットサーフィンをして、つい夜更かししてしまったり。
↓↓
身体だけでなく、脳や心を休ませる最良の手段が睡眠であることを
全く無視してしまっている
〔食べる時間〕
手軽に食べられるものですまそうと、スーパーやコンビニで売られている総菜・弁当など
既に加工済の商品をおかずにしたり、多くの種類のサプリメントで補ったり。
↓↓
(言うまでもなく)素材そのものを買って料理するのが理想
毎日難しくても、週何日かは挑戦してみる
〔自分だけの時間〕
急に手持ちぶさたになって、ただネットやテレビを見るだけの時間を過ごしてしまったり
落ち着かないからと言って無理やり予定をいれて、自分を “忙しく” させたり。
趣味や気分転換したつもりでも、頭の中〔思考〕はいつもどおり。
↓↓
・ただ社会や周囲に流されるだけの “いたずらな” 日々
・自分自身に向き合う時間をつくらず、気が付けばもう○歳・・・
日の光を浴びることによって交感神経が上がり、活動的になる一方で
日が沈んで夜になると、交感神経が下がり(副交感神経が上がり)
身体が休まるようになっているのが、生き物としての自然な姿・・・
にもかかわらず、夜遅くまで明るい光のもと
テレビ・ネット・スマホで交感神経を刺激したままの生活・・・
(結果、睡眠不足になり、身体や脳にちょっとずつダメージが)
“うつ” にならないまでも、身体や心に何らかの影響があるような気がしてなりません。
『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』URL
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396