私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは〔♯4〕
みなさま、いつもありがとうございます。
私の “うつ” 経験と心理職としての知識をもとに
思いつくたびに書いているテーマ『 “うつ” を “やめる” 方法』
きょうが4つめです。
〔4〕とにかく “出す”
“うつ” (漢字では『鬱』)というのは
東洋医学における『鬱気』という言葉からきているとされています。
つまり、『気』がこもって鬱積したような状態
なので、すこし言葉は乱暴になりますが
なんでもいいから(?)『出す』ことに意識を向ける必要があると思います。
(怒りっぽい人が “うつ” になりにくいのは、何かしら『出している』から)
ざっと思いつくものを書いてみますね。。
・息を出す(笑う、深呼吸をする(←息を吐ききる))
・声を出す、人に話す
(カラオケに行く、コンサートなどで叫ぶ)
(自分の意見をしっかり伝える、グチをこぼす、相談する)
(話すことは『エネルギーを放す』こと)
・舌を出す(ごまかす、おちゃらける、失敗エピソードを話す)
・汗を出す(軽い運動、ストレッチ、お風呂)
・涙を出す(琴線に触れる、感動するテレビ・映画・本をみる)
・思考を出す(気になっていることなどメモする、日記をつける)
・排泄物を出す(腸を温める、圧をかける、マッサージ、白湯を飲む)
・ほこりを出す(こまめな整理整頓、ときにはプライドも)
・家にあるいらないもの、使わなくなったものを出す
・お金を出す(自分にごほうび、やりたいことを素直にやる、自己投資)
・愛情を出す(人にプレゼントをする、小さな子どもや動物に接する)
など
その中でも
“うつ”の人に(疲れ果てて、動きたくないという人に)
お勧めしたいのは、『涙を流す』こと
涙はストレスホルモンを体外に排出する効果があり
(泣いてスッキリしたという経験をお持ちの方も多くいらっしゃるのでは)
赤ちゃんは泣くことですべての感情を表現しますからね。
歩くことさえ気が進まなければ
感動する・琴線に触れるようなものに触れ
なんとかして涙を流すことを試みてください。
そして最後にもうひとつ
一番大事なこと(「 “うつ” を “やめる” 」方法の〔♯5〕)を
明日、紹介したいと思います。
『私の考える「 “うつ” を “やめる” 」方法とは』過去掲載分
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1397
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1398
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1399
参考URL『「 “うつ” を “やめる” 」誓いを立てるには』
http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1396