ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

自己肯定感を育むためのヒント

啓蟄(けいちつ)に思う〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

来週の月曜日、3月6日は
二十四節気のひとつ、啓蟄(けいちつ)です。

「啓」は「開く」
「蟄」は「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」

つまり
「冬ごもりしていた虫が少しずつ動き出し、這い出てくる」
の意味です。


個人的にはこの言葉が大好きで
「春が来た感じがする」というのが最もな理由なのですが

この言葉の連想するイメージが
単なる虫や動物たちの目覚めだけでなく
柔らかな陽ざしのもとで寝ていた赤ちゃんが
目から覚める際に手や足をピクピク動かす・・・
そんな雰囲気と少し似ているところがあって
温かくてやさしい気持ちになれる感じがするのです。


みなさんも、ひょっとしたら
心の奥底で、何かピクピクうごめいているもの・・・

もし、その存在に気づいているのなら
隠したままにしないで
ちょっと表に出してみてはいかがでしょうか。

『緩む』ことは『許す』こと〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

前回のコラム『花が咲くのはつぼみが ”緩む” から』に関連付けて。
(前回URL:http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1452 )

いつか咲く、自分だけの "美しい" 花のために
そして、それが実になる(実を結ぶ)ために
心や考え、表情、しぐさなどを ”緩ませる” ・・・

 「まぁ、いいか」と思ったり
 「私はこう思う」人に伝えてみたり
 鏡を見て、ちょっと笑顔をつくってみたり etc…

でも、まだちょっと何か足らないみたい。

では、何をすれば ”緩まる” のでしょうか・・・


それは『許す』という行為。

まずは自分。

イライラしてしまう自分を許す
いつまでたっても変われない自分を許す
「ふがいない」と反省ばかりしている自分を許す
ついあせったり、すぐに怒ってしまう自分を許す
「あんなことをしてしまった(言ってしまった)」と後悔する自分を許す etc…

そして、自分の周りの人たち。

親を許す
子どもを許す
動作が遅く、つい「イラッとしてしまう」人を許す
わがままな人、和を乱した人を許す
自分の悪口を言ったり、攻撃してきた人を許す etc…


お互い、未熟だった。

いまでも未熟。

(そりゃ、まだ『固いつぼみ』だもんね)

でも、いつかきっと ”美しい” 花が咲くし
立派な実もつけてくれるはず。

『緩ませる』には、まず『許す』ことから。

花が咲くのはつぼみが ”緩む” から〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

先日、梅の花を見にお出かけしてきました。

白、薄いピンク、濃いピンクと鮮やかに咲く花々とともに
春のやわらかくて暖かい日差しを身体に受け
ちょっとほっこりすることができました。


さて、梅の花にしても、梅以外の花にしても
固いつぼみが徐々にふくらむ(緩む)ことによって花が咲いていくわけですが
私たち自身も、花を咲かせ、実をつける(実を結ぶ)ためには
固く閉ざしたままの心なり、考えなり、表情・しぐさなどを ”緩ませる” 必要があると思います。
(それが『自然の摂理』ですからね)

 「まぁ、いいか」と思ったり
 「私はこう思う」人に伝えてみたり
 鏡を見てちょっと笑顔を作ってみたり etc…

とはいえ、自分だけの ”美しい” 花を咲かせるためには
心や考え方、表情・しぐさなどが美しい(もしくは、自然な)方がいいですし
普段の言葉遣いなどにも注意を払った方がいいように思います。


もちろん、急に変えるのは難しいかもしれませんけどね。

いつか咲く、自分だけの ”美しい” 花のために
何かひとつ ”緩ませて” みてはいかがでしょうか。

天使のささやき〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

毎日、いろいろな記念日が制定されているなかで
きょう、2月17日は
『天使のささやきの日』という日なのだそうです。

この『天使のささやき』とは、マイナス20℃以下になると
空気中の水蒸気が凍ってできる氷の結晶『ダイヤモンドダスト』のことで
1978年(昭和53年)のこの日、北海道幌加内町母子里で
国内最低気温のマイナス41.2℃を記録〔非公式扱い〕したのを記念して(?)制定されました。

それにしても『天使のささやき』とは
ちょっとロマンチックな表現ですよね。

かくいう私たちも、ふと、何かアイデアが浮かんだり
長い間忘れていたこと・分からなかったことを思い出したりと
日常生活の中で “天使のささやき” に会うこともあるわけですが
できればその確率を高めたいですよね。。

では、どのようにすれば
“天使のささやき” に会う確率が高まるのでしょうか?

私自身が思うには
日常のすべての行動を意識的にすることでしょうか。

要はすべての行動において、自分が “選択している” ことを自覚する。

自分が選択して自分の人生を築き上げているという “自負” を持つことによって
今後どのように過ごしていけばいいか(『人生の道しるべ』みたいなもの)
“天使のささやき” がふと現れて、教えてくれるような気がするのです。

そう信じて、きょうも1日
私なりにいろいろ “選択” して大事に過ごしていこうと思います。

枕のはなし〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

正月休みも終わり、通常の生活に戻りつつある今日このごろですが
1年365日、毎日何かしらの記念日があるなかで
本日1月6日は『枕の日』なのだそうです。

ちなみに、この『枕』というもの。
そのことばを紐解くと、単なる寝具としての道具だけではない
実に奥深い意味が込められているようです。

実際に「まくら」ということばを紐解いてみると・・・

「まくら」は「ま」と「くら」からなり

「ま」は「真」
すなわち「真実」や「聖なるもの」のこと。

「くら」は「蔵」や「倉」
すなわち「容器」のこと。
(「場所」という意味もあり)

つまり、この2つを合わせると
「真実の容器」もしくは「聖なるところ」
ということになります。

昔は誰でも枕を使っていたわけではなく
巫女や巫男など、神と関わりのある人だけが枕を使っていたようです。

彼らは、彼女らは神を自分に依り憑かせて
神霊のことばを人々に伝える役割をもつ人たちでした。

そして、枕はその『神霊』を入れる容器だったとされているのです。

そう考えると、『寝る』ということは
単に心身を休ませるということではない、もっと何か特別なものの感じがしますよね。

もう少し言えば、寝ている間に見る『夢』や出てくる『ことば』は
(そう、潜在意識からの “メッセージ” は)
今後の自分の道標をしめしてくれるきっかけのひとつ(ヒント)を
与えてくれているのかもしれません。

「とりあえず○年」の生き方をする〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

早いもので、2022年も残りわずかとなりました。

私自身、今年やり残したことはないか、来年どのように過ごしていくか
自分自身に問いながら過ごしているきょうこのごろです。

また、人によっては
早くも来年の目標や計画をたてているという方もいらっしゃるかもしれませんが
自分自身にとってそれら(目標・手に入れたいものなど)が ”ほんとうに” 重要でない限り
年が明けて少し経つと「無理にやらなくてもいいか」という気持ちになってしまって
ついつい、翌年以降に先延ばししてしまう傾向が強いように思えます。

(そうやって何年も「やらないまま」でいる)


そこで、考え方のひとつとして
ご自身のいまの年齢から区切りのいい年齢まで「生きる」と仮定して
(あたりまえですが、命は永遠ではない)
「とりあえず○年」という生き方をしてみる のも面白いかもしれません。


例えば

いま35歳の方だったら、40歳となる「あと5年」
いま42歳の方だったら、45歳となる「あと3年」

といったように。


自分の ”与えられた時間” を「とりあえず○年」と決めて
どのように生きると(何をすると)自分にとって ”やり残し” や ”悔い” のない
ベストな生き方ができるか、一度考えてみる。


もちろん、○年といった長いスパンではなく
1年、3ヶ月、1ヶ月といった短いスパンでも全然構いません。

(朝起きた時「きょう1日を精一杯生きる」と決めて毎日過ごしていくのもありだと思います)


目標・計画といったものに捉われない
また自分にとって ”ほんとうに” 必要なことだけをする
『自分らしい生き方』提案・・・

年末年始の少し空いた時間にちょっと考えてみるのもいいかもしれませんね。

事実と価値観〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

先日、とある方のFacebook投稿にて
『事実と価値観』について書かれたのを目にしたわけですが

良好な人間関係を築くコツのひとつに
『価値観(+思い・感じたこと)の共有』の前に
『事実の共有』が大切なのではと、ふと思いました。


単純な例ではありますが、、

〔事実その1〕
気温が20℃

〔事実1に対する価値観・思い〕
春から夏にかけての20℃は暖かく感じるし
夏から秋にかけての20℃は涼しく感じる

〔事実その2〕
40km/hで車を運転

〔事実2に対する価値観・思い〕
・大事な商談。普段の道が事故で使えず、迂回して時間大幅ロス
・家族が病気やケガをした。一刻も早く病院に行きたい
・急にお腹が痛くなり、コンビニ行ってトイレに駆け込みたい
   ↓↓
 前の車が40km/hで走っていると遅く感じる

・初めて通る道、しかも夕方薄暗い
 道もよく分からず、信号のない交差点を右折して
 細い路地に入らないといけない
   ↓↓
 後ろの車が40km/hで走ってくると速く感じる



事実をしっかり把握する力が身につけば
自分を客観視したり、俯瞰する力が自然と身に付き
また、“自分勝手な思い込み” も減らせるので
目の前にいる人や出来事にイライラしたり
感情に振り回されることも少なくなるかと。。

(↑これも価値観のひとつといえば、ひとつですよね)


ちなみに、私が車を運転し
後ろの車があおってくるような感じを受けたとき
「あ、後ろの人、漏れる寸前かな?」
と思うようにしています。

実は3割方あたっていたりして(笑)

感情とは〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

人間、生きている限り
(人間に限らず、多くの動物もそうですが)
自然と形となって現れる『感情』というもの。

感情は、色のようなものであると思うのです。

同じ『赤』でも
朱色、紅色、茜色… いろいろあるように
『うれしい』にも
顔がニヤリとするようなうれしさもあれば
感極まって泣き出してしまうようなうれしさもある。

自分にとって不快 or 認めたくないからと言って
(もしくは、人に悟られるのが嫌だからと言って)
“マイナスの感情” を否定してしまったら、それは
ある色をなくしてしまうのと同じ。

色をなくしてしまったら、絵は描けない。

感情を否定して(なくして)しまったら
真っ白なキャンバスに人生は描けない。

さぁ、きょうはどんな絵を描いていこうか。

もうすぐ11月。

気候の変動が激しくて
身体や気分が重たい人という方も
いらっしゃるかもしれないけれど

よい1日になるといいですね。

眠れない夜は〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

たまにひとりになって考えたいときって、ありますよね。

だけど、忙しくてなかなかひとりになる時間がない。

一方、夜遅くなって
ストレスなのか、なんなのか
「眠りたいけど、眠れない」
なんてことも、たまにあるかと思います。

それならいっそのこと
あしたのことなんて気にせず
秋の夜長、ひとりになって
ちょっと考えごとをしてみる。

片付いてないことについて考えるのもよし。

ただ、頭に思い浮かんだことをそのまま “泳がせる” のもよし。

眠れない夜は
時間の方から自分の方に歩み寄ってくれた
ある意味、貴重なひととき。

例えるなら、時間という友達が
自分のところに遊びにきてくれたような。

ステキな夜になるといいですね。

「○○のせいで」と「○○のおかげで」の違い〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

「○○のせいで」と「○○のおかげで」

この割合・・・ほんとうは半分ずつのはず。

予期せぬ事態に対し、最初は
「○○のせいで」と思ったとしても

ある程度自分軸を持っている人や
何かしらの出来事に対し
「まぁ、そういうこともあるよね~」
と思える人は
「○○のおかげで」と
あとで “変換” できる人が多いみたいだけれど

社会や世の中・上の立場の人に従順な人や
物事をなかなか自分で決められない人などは
とそのまま “くすぶり続ける” ことが多いみたい。。

両者の違い、、もう少し付け加えるならば
「自分の人生は自分の選択によってできている」という自覚があるかどうか
また
自分の価値・評価を自らで行えているかどうか
ということになるのでしょう・・・


人との関わりもそう

『気を遣う』ことで疲れてしまうのは
相手を主語〔主役〕にしているから。

『気を配る』ようにすれば
自分が主語となるので
たぶん、今よりは疲れないはず。

当然、自分に言い聞かせている部分はありますよ。