ハートオフィス・あおい

NEWS RELEASE 新着情報

2020年7月

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅱ〕:『傾聴』とは?(4/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず
親子関係、夫婦関係、上司と部下との関わり、教師と生徒や保護者等の関わり等
“カウンセリング的関わり” において重要となる『傾聴』

『傾聴』における3つの基本姿勢のうち、きょうは最後の3つめを紹介します。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)


③ 善悪を問わない。価値評価をしない

たとえば、ある女性が妻子ある男性を好きになったとしましょう。

いわゆる『不倫』です。

そして、その悩みをあなたに打ち明けたとします。

もちろん、不倫は賞賛されるべき行為ではありませんし
本人としても、単なる興味本位ではなく本当に相手の男性を好きになってしまい
その気持ちがどうしようもなくてあなたに相談してきたのです。

こんなとき、あなたはどのように対応するでしょうか。

「それはよくないことだよ」と切って捨てるのは、簡単なことです。
本人もそれが道徳的に問題のあることは十分わかっているのです。
でも自分でもどうしようもない気持ちがこみあげてくる・・・
こんなとき「善悪」にとらわれていては、相手の話を聴くことができなくなってしまいます。

大切なのは、相手の気持ちに寄り添い、十分に受け止めることです。

ご家庭の問題でも同様です。

「してはいけないこと」だということはよく分かっている。
それなのに、つい「してしまう」ことが人生にはつきものです。

だから悩んで、相談してくれたのです。

にもかかわらず、「それはいけないことだ!」と一刀両断にされたのでは
本人はますます追い詰められてしまいます。

「『してはいけない』と分かっていても、してしまう」
その気持ちを十分にわかろうとすることが大切です。


 (『傾聴』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/868
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/869
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/870

 ( “カウンセリング役割” のポイント説明 / 基本〔Ⅰ〕『リレーション』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/848
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/849
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/850

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅱ〕:『傾聴』とは?(3/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず
親子関係、夫婦関係、上司と部下との関わり、教師と生徒や保護者等の関わり等
“カウンセリング的関わり” において重要となる『傾聴』

『傾聴』における3つの基本姿勢のうち、きょうは2つめを紹介します。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)


② 解決しようとするな。わかろうとせよ

悩みを話してくれた相手に対して、なんとか役に立とうと
「それは、こうすればいいんじゃないかな」「それは、こういうことだよ」と
すぐにアドバイスする人がいます。
もちろん善意でそうしているのでしょうが、言われた方は、かえってつらくなることがあります。

たとえば、夫婦の会話の例に考えてみましょう。

 〔妻〕
「最近、私、なんか気がめいっちゃって、何をしても面白くないっていうか
 全然気持ちが晴れないの・・・」

 〔夫〕
「それは、鬱っていうんだよ。放っておくとたいへんな病気になって
 死にたくなることもあるみたいだから、はやめに病院に行くといいよ」


ご主人のアドバイスは決して間違ったことを言っているわけではありません。
鬱に早めに対応することは、たしかにとても重要です。
けれども、奥様としてはそんなことを言ってほしかったのではないはずです。

まずは気持ちをわかってほしかっただけなのです。

それなのに、先走ってアドバイスされると
それがどれほど正しい内容のアドバイスであっても
「気持ちのずれ」だけが残ってしまいます。


 (『傾聴』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/868
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/869

 ( “カウンセリング役割” のポイント説明 / 基本〔Ⅰ〕『リレーション』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/848
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/849
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/850

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅱ〕:『傾聴』とは?(2/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』のみならず
親子関係、夫婦関係、上司と部下との関わり、教師と生徒や保護者等の関わり等
“カウンセリング的関わり” において重要となる『傾聴』

『傾聴』における3つの基本姿勢のうち、きょうは最初の1つめを紹介します。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)


① 余計なことを言わない

相手の話を聴くときに重要なのは、「何を言うか」以上に
「どんなふうに相手の気持ちに寄り添って聴くか」ということ、そして
「何を言わないか」ということです。

学校の先生方がいじめられて悩んでいる生徒の話を聴く場面でよくあることなのですが
生徒はつらい気持ちをただわかってほしくて話しているのに
5分もすれば『励ましモード』に入ってしまいます。
そして「そんなの気にしなければいいじゃない」「もっと強くなりなさい!」などと言うのです。

もちろん、教師としては生徒のためを思って言っているのですが
生徒の側からすると「分かってくれない!」という気持ちばかり強くなってしまいます。

こういうことは、親子の会話でもよくあるのではないでしょうか。


 (『傾聴』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/868

 ( “カウンセリング役割” のポイント説明 / 基本〔Ⅰ〕『リレーション』とは? :過去掲載分)
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/848
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/849
 http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/850

“カウンセリング的関わり” の基本〔Ⅱ〕:『傾聴』とは?(1/4)

みなさま、いつもありがとうございます。

以前のプレスリリース(下記)にて
親子関係、夫婦関係、上司と部下、教師と生徒、またその保護者等の関係において発生する
“カウンセリング的関わり” の重要なポイントが2つあると紹介しましたが
今回は、2つめの『傾聴』について詳しく取り上げていきます。

まずはウォーミングアップとして、傾聴の重要性について記した文章がありますので
今回はそれを記載し、以降3回にわたって詳細を書いていきます。
(引用:『新しいカウンセリングの技法』諸富祥彦著 誠信書房)

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私たちプロのカウンセラーが提供する『カウンセリング』であれ
親子、夫婦、上司と部下、教師と生徒・その保護者等の関係において発生する
“カウンセリング的関わり” であれ
「気持ちと気持ちのつながり
(リレーション)」のある『援助的人間関係』
その基本となってくるわけですが
『援助的人間関係』の確立には、やはり
『傾聴』が重要になってきます。

『傾聴』とは、相手の話にていねいに耳を傾けて
こころのひだまで「聴いていく」姿勢のこと。

『傾聴』があらゆるカウンセリングで最も重要なのです。

私たちは人生のさまざまな問題に直面しているとき
すなわち「もうだめかもしれない」と思ったり
「いったいどうすればいいのか、わからない」と困惑しているとき
誰かに話を聞いてほしくなります。

その相手は、家族であったり、友達であったりするでしょう。
また、恋人や同僚かもしれません。

けれども、ほんとうに悩み苦しみ人の傍らにいて
こころをこめてその方の話をお聴きする、受け止めるということは
そう簡単なことではありません。

悩んでいる人は、その悩みがほんとうにつらく苦しいものだからこそ
自分の悩み苦しみをきちんとわかってもらいたい、正確に受け止めてほしい、と思っています。

そのため、話を聴いてもらっていても
なんだかわかってもらえていない感じを抱いたり
自分の気持ちにそぐわないことを言われたりすると
「どうせあなたにはわかってもらえない」という気持ちになってしまいがちです。

悩んでいる人は、自分の気持ちを聴いてくれる相手がどんな姿勢で聴いてくれるか
何を言ってくれるのか、ものすごく敏感に感じるものです。

では相手の人が「ほんとうにわかってもらえている」と感じることができるような
『傾聴』をしていくうえで重要な『構え』とは何でしょうか。

どんな姿勢で聴くことが重要なのでしょうか。


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その『基本姿勢』について
あすから3回にわたって紹介していきます。


 ( “カウンセリング役割” のポイント説明 / 基本〔Ⅰ〕『リレーション』とは? :過去掲載分)
  http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/847
  http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/848
  http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/849
  http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/850

最近になって “解禁” したこと

みなさま、いつもありがとうございます。

現在の世の中、『コロナ禍』が落ち着くどころか
ますます拡大の一途をたどっているような感がありますが
(重症患者数が減っているようなので、それをどう捉えるかという部分はありますが)
最近になって、私が “解禁” したことがあります。

それはずばり
・カラオケに行くこと
・図書館に行って本を借りること
・カフェのモーニング
の3つ。

まぁ、いずれも “しれたこと” ですし、むしろ(解禁したのが)遅いくらい・・・

ただ、「我慢していた」というより
「(そこまでして)行きたい」という気持ちにならなかったことの方が
自分の気持ちとしてはすこし大きかったでしょうか。

そう。

キーワードは「そこまでして」

「そこまでして○○したいのか・・・」この思いを自分なりに突き止めていくことで
余計な『欲』がなくなり、欲が満たされないことによるストレスも少なくなるような気がします。

最近の私の心の支えになっている言葉(フレーズ)(その2)〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

以前、『最近の私の心の支えになっている言葉(フレーズ)』として
私の最も尊敬するカウンセラー、諸富祥彦さんの著書の中にあるフレーズを取り上げましたが
(参照URL : http://www.heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/844
今回は、セラピスト、おのころ心平さんのブログの中にあったフレーズを紹介したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出逢いは才能
必要なときに必要な人と出逢える
そして
必要なときに必要な言葉と出逢える


おのころ心平オフィシャルブログ『ココロとカラダの交差点』より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『安定』を最優先して生活してしまうと
いまいちこのフレーズにピンとこなかったり、フレーズの良さに気づけなかったりするのですが
(個人事業主という)ある種 “不安定な” 立場であるからこそ、また、人の心を取り扱うからこそ
このフレーズがいまの私に大きな力と勇気を与えてくれています。

また、このフレーズを “自分のものにする” ためには
人に対してなのは当然のこと、自分自身に対し誠実であることに尽きるのかもしれませんね。
 

眠れぬ夜に〔♯23〕『無』とは?

みなさま、いつもありがとうございます。

眠れぬ夜に・・・
明日につながる希望の哲学シリーズ〔♯23〕

『無(む)』とは・・・
『無限にあること』である。



〔解釈とヒント〕

「自分には何もない」と嘆く人がいます。

果たして、本当にそうなのでしょうか?

確かに、仕事を失った人、大切な誰かを失った人、大きな失敗をした人などは
一時的にそのように思うことがあるかもしれません。

ただ、だからといって「何もない」と嘆いてしまうのは
二重の意味で間違っているような気がします。

ひとつは、なくなったものは一部のものに過ぎない という点について。
もうひとつは、『ない』とは無限にあることの “裏返し” だという点において。

最初の理由はよくわかると思います。

人間が本当に何もなくなるということはありません。

仕事や恋人を失おうとも、お金がなくなろうとも
(少なくても、自分が死んでこの世から消えてしまわない限り)
自分の身体や意識は残ります。

そう。 つまり、何もないというのは
(ここから、もうひとつの理由の説明になってきますが)
あくまで限定された状況にある『無』なので、 新しい何かが『ある』ことの始まりとなるわけです。


「日本人の庭は無だ」と表現されることがありますが
それは、西洋人が “慣れ親しんでいる” オブジェがないからにすぎません。

むしろ、日本の文化においては
禅の瞑想や美意識などにみられるように
何かがあるほうが(かえって)よくないとされることがあったりします。

おそらく、日本人は、その『無』の中に “無限の何か” を感じているからかもしれません。

「何もない」のではなく、無限に何かが「ある」のです。

宇宙の仕組みをみてもそう。

宇宙にはこんなにたくさんの星があるのに
その根源はブラックホールという名の『無』なのです。

そしてブラックホールは、無であると同時に『無限大』でもあります。


だから私たちも、「ない」ことを嘆く必要などまったくないと思います。

禅や芸術に限らず、日常においてさえも
何かがなくなってしまったことや、ないという状態において
もっと肯定的になればいいと思います。

「お金がない」のは、無限に貯めることのできる前提ですし
「気力がない」のは、無限にやる気が湧いてくる前提でもあります。

いまは疲れ果てているかもしれませんが
朝起きれば、また気力が湧いてくるに違いありません。

それは、『無』が『無限の有』だからです。


この命が尽きるまで、自分には無限の可能性が秘められているということで・・・

少しでも自分に勇気が持てるきっかけになればと思います。


(引用:『眠れぬ夜の哲学』小川仁志著 PHP研究所)

応援の力

みなさま、いつもありがとうございます。

6月19日、通常より3か月弱遅れて開幕したプロ野球ですが
きょうから今シーズン初めて、観客を入れての試合が始まりました。

感染対策をしたうえ、観客の人数も5000人まで。
鳴り物(トランペットなど)、声出しの応援も禁止。。。


その様子をテレビで観ていたのですが。
なかなか、どうして。

大リーグっぽい感じというか。

ピッチャーがバッターに投げている間は、固唾をのんで見守っている様子で
バッターが打って、出塁したり、アウトにしたりすることで
各々応援するチームの手拍子の音が大きくなるという・・・

すごく新鮮な感じたしたのと同時に、『応援の力』って大切だと改めて感じることができました。


プロ野球チームの応援に限らず
自分たちも、何かしらの『チーム』に属していることが多いわけですが
その『チーム』に属しているそれぞれのメンバーにも、お互いに応援を送れるような
そんな『チーム』が社会全体の中に広がるとステキですよね。
 

『何もしない』でいること〔コラム〕

みなさま、いつもありがとうございます。

人の行うすべての行動や発言などが
その人の欲求を満たすために行われると考えた場合
(実際にそうなんでしょうけど)

『行動を起こさない』もしくは『何もしない』でいることは
「いまの環境・状態を維持したい」という欲求を満たすために
〔行動を起こさない・何もしない〕という考え方ができます。

少し見方を変えると、その人にとって
いまの環境が “十分満たされている” ということなのかもしれません。

「足るを知る」と言いますか。


自分にとって ”ほんとうに” 欲するもの(もしくは、足りてないもの)があるのなら
当然、それを補うための行動や努力をしなければなりませんが
そうでなければ、実は、そのまま(今のまま)で全然よいのかも。


特に物質的な部分においては
十二分に〔こと・もの〕が足りているはずの現在のこの世の中で
自分が ”ほんとうに” 手に入れたいものは何ですか?

一度見つめ直してみるのもいいかもしれませんね。

イライラしている人の心の中にあるもの・接し方について

みなさま、いつもありがとうございます。

最近、ちょっとイライラしているっぽい私。

あまり気にならなかったことが、若干 “引っ掛かり” を感じるようになり
それがだんだん大きくなって、ボーっとしているときにもチラチラそれが思い浮かび
「さて、どうしたものか」と・・・


そんなとき、セラピストである『おのころ心平』さんのブログを拝見し
『イライラしている人の接し方』について書かれてあったので
(おっ! とってもタイムリー♪)
自身の中に取り入れつつ、今回、その内容を少し “拝借” させていただこうと思います。

みなさまも、きっと「なるほど!」と思われるのではないでしょうか。


====================

〔イライラしやすい人の潜在的欲求〕
・人より優位に立ちたい
・損をしたくない
・運気を下げたくないという観念に縛られぎみ
・(自分のしていること、空間など)邪魔をされたくない など
   ↓↓
  つまり、相手や状況が自分にとってスムーズにいかないことが許せない
  自分を粗末に扱うような状況が許せないという意味では、自意識過剰


〔なぜ、イライラしやすいのか〕
かって(子供のころとか)身の回りに『イライラしている人』がいるなどして
イライラの感情の中でどっぷりつかって育った可能性が高く
「早くしなければならない、負けてはならない」
という観念に長い間浸かってしまっていて、その感度が高くなってしまっている
   ↓↓
  勝つことへの執着ということよりは「遅れをとる」ということに非常に敏感
  (人より何か “遅かった” ことに対してのトラウマ(みたいなもの)が残っている(?))


〔では、どのように接すればいいか〕
あまり深入りせず、適度な距離でお付き合いするのがベター
それでも、お付き合いしなければいけない場合・・・
 ・あいさつなどして積極的に声をかける
 ・相手が少し大変そうなときや(もちろん顔にイライラが表われている)
  周囲が敬遠している時にこそ「あ、やることありますか?」と進んで手伝ったりする
 ・相手の顔色に関係なく、世間話などふってとにかく話しかける

〔と、いうのは〕
イライラの感度だけでなく、(自身に対する)特別扱いや丁寧な物言いに対しても感度が高いため
   ↓↓ 
  「自分が尊重されている」と感じることで、非常に素直になる
  実はとても人情派で、人のやさしさに対してもとても敏感
  (一度上手な関係性を築けられたら、ものすごくやさしく親切になる)