ハートオフィス・あおい

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2021年10月1日

“うつ” の人に励ましはいけないのか?(2/2)

みなさま、いつもありがとうございます。

うつ・メンタルヘルスに関するテーマ。

前回のプレスリリース(下記)にて
「 “うつ” の人は頑張り方を間違えている可能性がある」ということを述べましたが
その間違った頑張り以外にも、昨今の成果主義や『努力』『根性』といった精神論的思考が
自分たちを苦しめている要因のひとつであることを忘れてはなりません。
(前回URL: http://heartoffice-aoi.com/index.php/news/archives/1123 )


 「もっと努力すれば、いまを我慢すれば
  いつか『理想の自分』に出会えるのではないだろうか・・・
  『自分の求めていた幸せ』を手に入れることができるのではないだろうか・・・」


人生において大きな目標をたて、それに向かって努力を重ねることは
私自身、とても素晴らしいことだと思います。
(少なくとも、私にはできなかったことですから)

ただそれは、永遠に続く階段のようなもので
一度階段を上りきったと思えば、また新たな階段が発生する・・・

そのことの繰り返しで、どんなに頑張っても
「まだダメだ」「もっと頑張らないと」と思ってしまう・・・


こうやって少しずつ生きるエネルギーを消耗し
“うつ” になってしまう方が非常に多いような気がするのです。

『いつかたどり着くであろう未来の理想の自分』にばかり意識が向けられ
『今、この瞬間の現実の自分』は、すっかり置き去りになってしまっています。


では、どうすればいいのでしょうか・・・

ひとことで言ってしまえば
「無駄な頑張りをやめる」ことでしょうか。

・無理にやる必要がなく、やりたくないことは「やらない」
 (同じように、無理に人に会う必要がなく、会いたくない場合は「会わない」)
・それによって “手に入らない” ”失った” ものがあっても、受け入れる
・そして「これでいいか」と思える自分になる
 (「妥協しろ」という意味で言っているのではありません)

なかなか難しいですけどね。

ちょっとずつ自分に “言い聞かせる”

「これでいいんだ」
「こんな自分だっていいじゃないか」

くり返し、くり返し。


そうやって “できない自分” を少しずつ許していくことによって
『本来の自分』を取り戻すことができるのだと思います。